地域最大のイベント、第55回嶺南駅伝競走大会
地域のトップアスリートが一同に会して
この大会に全ての照準を合わせてきます
そう、敦賀~小浜までの若狭路48.3Kmを
9人のランナーでタスキをつなぐ嶺南駅伝
今年で55回、55年の歴史を刻む伝統の一戦です
二十年ぐらい前は美浜陸協駅伝部の
エースとして活躍したリモきん金吾です
その後、監督を任され近年まで13連勝を
そして監督を若手のリーダー前田に引き継ぎ
今年からただの講釈師、グタグタ解説者に
それではスタートからの流れをお楽しみください
一般17チームが午前9時に
一斉スタート
最強、わが美浜駅伝チームと
ライバル敦賀気比ノ松原ACチーム。
最近力をつけてきた上中TSCチーム
練習量豊富な原子力機構チーム
熱き戦いの始まりです
一区森本選手は大学生の
中距離スピードランナー
ラストスパートを利かせて
1秒差の区間トップで
二区谷川選手に
ご覧のような力強い
走りで関の峠を
登って行きます
谷川選手は区間2位の
成績で三区高木選手に、
敦賀気比チームに
15秒差まで追い上げ
られやや混戦に
高木選手は順調に
スピードをあげ
千鳥苑まえに、
これから梅街道の
急激なアップダウンに
差し掛かります、
その先は8.6Kmのエース
区間、昨年まで箱根を
目指していたわがチームのエース
網谷選手が待ち受けます
三区高木選手から
四区網谷選手に
この時点で敦賀気比
チームとの
差は18秒と
ほぼ変わらず
若きエース網谷は
きっちりとハイスピードな
ラップを刻み2位以下を
大きく引き離し五区
野添選手の待つ
中継所へ
網谷選手はエース区間で
他のチームのエースを
寄せ付けず
区間賞を奪取
そして野添選手にタスキが
渡ります。
この区間は向かい風が
きつくやや難コース
でしたが無難に
走破していきます。
JR十村駅裏のゆなみ
中継所では六区の
寺井選手が待ち受けます
この両雄、以前に
環日本海駅伝という
テレビ中継される
BIGな大会に福井県代表として出場した
事もある強力ランナー今回はすこ~しですが
調子を落としていたためにやや短めの
ショート区間へ、しかしながら強さは本物
二人とも他を圧倒し区間賞をもぎとりました
寺井の快走が
続きます。
七区は第二エース区間
隠岐選手が待ち
受けます。
JR大鳥羽駅で
タスキは寺井選手から
隠岐選手へ
100kmマラソンなど
経験豊富で堅実な
走りの隠岐選手は
安定した走法で
八区山口選手に
夏の炎天下に20km走を
平気でこなす山口選手
けがなどの故障も癒え
今回は万全の体制で
のぞみます。
山口選手はこの区間を
危なげなくこなし
区間賞
そしてアンカーの
今村選手に
夏場一時調子を
落としていた
今村選手でしたが
夜遅くから練習を
重ねたゆまぬ
努力で激走しました。
そして小浜市役所前で
フィニッシュ
区間賞もあわせて
獲得、他を寄せ付けない
レースでチームも
完璧勝利でした
昨年は逆転で勝利
その際は監督として
優勝旗を頂きましたが
今回は後輩の前田に
監督をゆずり、
しがないカメラマンとして
遠巻きに撮影
ほんとうに感動の一日でした
このあと祝勝会を開催、MVPは昨年に続きエース区間で勝負をつけた
網谷選手に