感謝祭までもう少しです!!
こんにちは!今週の日曜日「ゆうあいひろば」にて「金吾設備お客様感謝祭を開催しますよ!」
昨日の強雨が嘘のように快晴の本日!暑いです!現場では暑い中、汗をかきながら頑張って作業をさせて頂いております。
汗をかいた分、水分補給をしっかりしないと熱中症になりますので、飲んだら汗をかくしといって水分を取らないなんてことがないように注意してください!
最近では、コンビニで塩が入っている飲み物や飴などが売られています。
過度な塩分不足は命にかかわる
「体内でナトリウムが不足すると体で何が起きるのか」
体内でナトリウムが不足すると、細胞内や骨に蓄えられているナトリウムが細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)に放出され、塩分濃度を調節しようとします。 また、ナトリウムの排出を抑制するため、血液によって腎臓に運ばれたナトリウムは一度濾過され、その後尿細管で再吸収され、再び細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)に送られます。
「体に現れる症状」
ナトリウムが不足すると体には次のような症状が現れます。
体に現れる症状1 -めまいやふらつきを起こす-
塩分摂取が不足すると、体内の塩分濃度を保つため汗や尿などからのナトリウムの排出を制限します。 同時に体内にあるナトリウム量にあわせて水分を調節するため、体内の水分も少ない状態に保ちます。 体内の水分量が減るということは血液量も少なくなるため、血液による脳への酸素供給が減少してめまいやふらつきが起こります。
体に現れる症状2 -食欲減退・脱力感-
塩分摂取が不足すると、体内塩分濃度の関係から細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)も少なくなります。 消化液が少なくなると当然消化できる食物量も少なくなるため、だんだんと食欲がなくなります。 食事量が減ると栄養摂取量も少なくなるので、体の機能が衰え、体がだるくなり脱力感があります。
体に現れる症状3 -脱水症状や筋肉異常-
スポーツ中や、汗を大量にかく仕事をしているときは、水分と一緒に塩分を多く摂るようにとよく言われます。汗をかくと塩分も一緒に排出され体内の塩分濃度が低くなるので、それを補う必要があります。 汗を大量にかいたとき、水分はよく補給しますが、塩分補給が十分でないと、体内の塩分濃度がさらに低くなります。低い塩分濃度に合わせるために、水分をたくさん排出しようとします。そのため、体内の水分は更に不足し、脱水症状や熱中症などが起こります。
また、運動中は、発汗による水分排出への対応と運動による血流配分の変化から、腎臓の機能が抑制されると言われています。そのため汗を大量にかいても塩分補給が少ないと、ナトリウムは排出される一方ですから、筋肉からもナトリウムが奪われ、体内の塩分濃度はさらに減少します。 この状態がひどくなると、筋肉の伸縮に必要なナトリウムが不足することから、伸縮信号に異常が生じ、意識外で勝手に筋肉が収縮するという症状(けいれん)が起こります。
体に現れる症状4 -精神障害や昏睡状態-
水を大量に飲んで体内の塩分濃度が一気に下がると、神経伝達が正常に働かなくなり、嗜眠(しみん※1)や精神錯乱が起き、さらに症状が進むと昏睡状態になる可能性があります。
※1 睡眠が続き、刺激に対する反応が極度に鈍くなる。強い刺激を与えないと目覚めないという意識障害の一種。
逆に塩分を摂り過ぎると、どうなるのでしょうか?
塩分を摂り過ぎると
「体内で何が起きるのか」
飲食物で塩分を摂り過ぎた時、その直後から体に現れる症状をみて見ましょう。
皆さんが食事等でしょっぱい物を食べた後に起こることばかりです。
体に現れる症状1 -のどが渇く-
摂取した塩分は、体内でナトリウムとなって骨や細胞外液(血液や消化液)などに運ばれますが、ナトリウムの運び役のカリウムの摂取が不足していると、カリウムの変わりに体液(水分)を取り込み塩分濃度を薄めようとします。 塩分濃度を薄めるために水が必要なので、のどが渇くのです。
体に現れる症状2 -血圧が上がる-
塩分濃度を薄めようとしするために、水分(尿や汗)の排出も抑えられます。 このとき、細胞外液(血液など)に水分を多く取り込もうとするため、血液量が増え血圧が高くなります。
体に現れる症状3 -むくむ-
水分を多く取り込もうとして、溜め込んだ水分が細胞からあふれると細胞周囲にたまります。これが「むくみ」となります。
「塩分を摂り過ぎた結果」
塩分の摂り過ぎが原因といわれている病気を見てみましょう。
高血圧症
塩分の過剰摂取が続くと、ナトリウムを排出するために血液内の大量の体液交換が行われ、血圧の高い状態が続くため、高血圧になると考えられています。 また、ナトリウムの排出は主に腎臓の濾過機能によって行われますが、大量のナトリウム排出によって、腎臓に負担がかかり濾過機能が衰えてきます。 このとき濾過機能を十分に働かせるため、自律神経が腎臓を通る血液量を増やし血圧が高くなります。 塩分の過剰摂取が続くと常に血圧が高い状態になるため、高血圧になるとかんがえられます。
腎臓疾患
過剰な塩分摂取が続くと、ナトリウムを排出するために、腎臓は一生懸命濾過作業を続けます。これが腎臓に負担をかけ、徐々に濾過機能が衰えてくるため、腎臓疾患の原因になる可能性があります。
不整脈や心疾患
ナトリウムは、カリウムと一緒に細胞間を移動する事で電気刺激を細胞に伝え、筋肉の伸縮を行います。心臓は心筋(心臓の筋肉)に電気信号が伝わることで鼓動しています。塩分過剰な状態が続くと刺激伝導に異常が起こり、心臓の鼓動が不規則(不整脈)になる可能性があり、ひどい状態になると、心疾患を引き起こす可能性が高くなります。
身体の中の塩分量は一定に保たないといけないということですね。
皆さん、暑い夏でも気を付けて下さい!!