屋根の塗装って、目安はいつでしょう?
ご近所を見てみると屋根の塗装をしている家を見たことはありませんか?
自分の家は、いつ塗装しないといけないんだろう?むしろ塗装する必要があるの?
正直、私も自分の家はどうなんだ?と思うことがあります。皆さんもそんな事を思っていたらと思い、少し知識として書いていきたいと思います。
・屋根塗装ができる屋根素材とは
屋根素材に使われるものとしては、日本瓦・セメント瓦・コロニアル・金属屋根・スレートなどがあります。
その中でも屋根塗装に適しているものはセメント瓦・コロニアル・金属屋根・スレート・モニエル瓦などがあげられます。
日本における住宅の大半が屋根塗装が出来るもので施工されています。事前にご自宅の屋根の種類を知っておくのも大事ですね。
・屋根塗装が必要ない屋根素材
日本瓦に関しては、塗装の必要はありません。古くから日本式の住宅に使われている日本瓦。日本瓦は耐久性に優れています。基本的に屋根塗装は美観性・耐久性・遮熱性という機能を向上させるために行うものです。耐久年数が100年以上と言われる日本瓦には、塗装する必要がないということです。
・屋根塗装が適さない屋根素材
サビついてしまう素材・点検やメンテナンスが困難なものがあげられます。例えばトタン屋根などです。トタン屋根は鉄の薄い板なので軽量という特徴はありますが耐久性が非常に低いという難点があります。
また、屋根の設計によっては瓦の重さに耐えられない構造をしていると、屋根に適する素材が変わります。
・屋根塗装の必要性・メリット
ご自宅の塗り替えが必要な箇所としては外壁と屋根があげられます。屋根は外壁よりも劣化しやすい箇所であり、劣化スピードが速いです。屋根塗装のメリットとしては、劣化防止が大きな点としてあります。定期的に塗り替えをする事で劣化を防ぎ、屋根のランク向上が可能です。防水機能・耐熱効果のある塗料を塗れば、より一層丈夫な屋根に仕上がります。また、屋根の美観を保ち続ける事も屋根塗装のメリットにあげられます。
屋根塗装をすべき時期とは
屋根の素材によって耐用年数が違うので下記に書いておきます。
スレート屋根:約10年
板金屋根 :約10年
銅板屋根 :約30年
・劣化している場合の症状とは(一例)
・ひび割れがある ・苔が生えている ・金属部分が腐っている ・雨漏れしている(跡がある) ・色があせている
屋根塗装の種類と耐用年数
「 シリコン塗装 」
耐用年数:10~13年
耐久性・耐熱性に優れている。紫外線に強く、コストパフォーマンスが良い
「 セラミックシリコン塗装 」
耐用年数:12~15年
セラミック粒子配合により耐候性・耐久性に優れている。防カビ性・防腐性も抜群に良い
「 フッ素塗料 」
耐用年数:15~20年
耐用年数が長く価格が高め。耐熱性・耐候性・不燃性・防汚性などに優れている
「 遮熱塗料 」
耐用年数:15~20年
太陽光の熱を反射して室内の温度を上げる。省エネ・節電が可能
「 断熱塗料 」
耐用年数:15~20年
高機能・高品質なため、価格が高め。高耐久で断熱・遮断機能を併せ持つ
上記で様々な種類の塗装する材料等をあげましたが、地域によって合う合わない等もあります。
もちろん、施工側としては長く塗装がもつように施工する事が大前提になるのですが・・・
お客様の家に適した塗装を弊社も一緒にお選びし、施工させて頂きます。お気軽にお声掛け下さい。
また、施工には足場をかける必要がある場合もございます。それは、しっかりとした施工をする事も一つですが、施工している者の安全も確保する必要があります。また、塗装する前に水洗い等を行うのですが、その際に汚れが飛ばないように足場にネットをかけたりなど、ご近所トラブルにも十分注意するためです。
お客様がより良い生活をすごせる様に、弊社も一緒に考えて、お客様の為に工事をご提案させて頂きます。
お気軽にお声掛け下さい。